説明
■おかげ手ぬぐい/夏至 Summer solstice
伊勢 二見浦では、一年で太陽のエネルギーが一番強くなる夏至の頃に、太古からの名勝 夫婦岩の間から登る日の出を遥拝することができます。
伊勢の地元では二十年に一度のお祭り「御木曳行事」の際、まず、二見興玉神社へ参拝(浜参宮)してから祭りへ挑みます。
また、伊勢参宮の禊所として古くから知られ、まずは二見浦で海水を浴び、穢れを落としてから神宮神域へと入りました。
お伊勢参りのスタート地点として、おかげ参りの際は、夫婦岩近くの龍宮社前の禊浜にて手足を浸けて心身・魂を興しましょう。

伊勢とこわかやの伊勢木綿の手ぬぐいは、伝統の織布「伊勢木綿」に千有余年の歴史を誇る伝統工芸「伊勢型紙」を用い、日本独自の染色技法「注染め」にて職人の手で丁寧に染められた手拭です。

伊勢型紙とは千有余年の歴史を誇る伝統工芸品で 和紙を加工した紙(型地紙)に彫刻刀で、図柄を丹念に彫り抜いたものですが、型紙を作るには高度な技術と根気や忍耐が必要です。

江戸時代から250年以上続く伝統の織布「伊勢木綿」。
最上質の綿を一本に撚り、慎重に織り上げられる。そのため通気性、調湿性を兼ね備え、シワになりにくくなめらかな肌触り。
使うほどふんわり風合いが増していきます。
